dmgを作ってみる

前回、Toastのことを書かせていただいたので、dmgの作成方法も書こうと思います。
アプリを使う方法もありますが、ディスクユーティリティを使って作成していきます!

では、早速。

1.ディスクユーティリティで、新規イメージを作成します。
アプリケーション>ユーティリティ>ディスクユーティリティを起動します。
※ディスクユーティリティは、OS標準のアプリです。
上部メニューのファイルから、新規イメージ>空のイメージを作成
で、新規イメージを作成します。

名前:任意
サイズ:dmgに同梱させるリソース(ファイルなど)が入る容量。(余裕を持ってOK
パーティション:パーティションマップなし
その他はデフォルト設定でOKです。

2.同梱するファイルを配置します。
ディスクユーティリティの左に作成したイメージが表示されるので、
対象を右クリックから「Finderに表示」を選び、Finderに表示します。

Finderに表示されたら、あとはドラッグ&ドロップで同梱させたファイルを配置していきます。

3.見た目を調整します。
Finder上で右クリックから、「表示オプションを表示」を選択し、オプションを表示します。

・常にアイコン表示で開く
 アイコンで表示されるようにしたいので、チェックします。
・背景
 画像データにしたい場合はピクチャを選択します。
 イメージドラッグ部分に画像ファイルをドラッグします。
 画像ファイルも、dmg内に同梱します。
その他、サイズなどは見ながら調整します。

背景画像について
せっかくなので、Retina対応した画像を背景画像に設定してみます。
まず、画像を通常のサイズとReteina用の2倍サイズの画像を用意します。
そして、複数画像を維持するtiffを作成します。
ターミナルから、上記画像を配置したディレクトリ直下で、以下を実行。
tiffutil -cathidpicheck 通常サイズ.png 2倍サイズ.png -out 書き出し画像.tiff

4.背景画像を非表示にします。
ターミナルから、作成したイメージ直下に移動します。
cd /Volumes/作成イメージ
SetFile -a V 画像ファイル.tiff

5.dmgを読み込んだ際、自動で開くよう設定します。
ターミナルから以下を実行。
bless /Volumes/作成イメージ –openfolder /Volumes/作成イメージ

6.dmgのリードオンリー化をします。
念のため表示の最終調整をします。
・一度、dmgのマウントを解除します。
・その後、再度マウントして、横幅やアイコン位置などを調整します。
・再度マウントを解除します。(最後に調整した状態が読み込み時の表示になります。
ディスクユーティリティの上部メニューのイメージ>変換を実行し、作成したイメージを選択します。

変換後の名称は任意、イメージのフォーマット「圧縮」、暗号「なし」でOKです。
※変換前(最初に作成したイメージ)と変換後(リードオンリー化したイメージ)を同じ名前で保存すると、変換前のイメージを上書きしてしまい、何かあった際に編集・再出力できなくなってしまうので、名前は変えた方が良いです。

ということで、これでdmg作成完了です!お疲れ様でした!

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